『WATCHER』ソ・ガンジュンが感情の起伏を巧妙な演技で'再発見'という好評を得ている。

OCN土日オリジナル『WATCHER』(演出アン・ギロ、脚本ハン・サンウン、制作studiodragon)が終盤に向かうにつれ欠点のない心理スリラーの底力を発揮している。きめ細かく伏線を張ってきた人物たちの心理と彼らの現在を支配している過去、事件の裏に隠された欲望と利害関係が水面上に現れ、品格の異なるサスペンスに戦慄を与えている。急展開にしびれ、緊張感が支配するストーリーには没入感が溢れた。それはまさに次元を超えた心理スリラーの素晴らしさが後半へ進むにつれ高まっている。

視聴者の反応は視聴率にそのままつながった。11日に放送された12話の視聴率がケーブル、IPTV、衛生の有料プラットフォームで世帯平均6.1%、最高6.7%を記録、自己最高を更新しケーブルと総合編成チャンネルを含む同時間帯1位に上った。これは2019年OCNオリジナル作品の中で最高の視聴率であり、歴代OCNオリジナル作品の最高視聴率TOP3にランクされる数値だ。ウェルメイドという熱い賛辞とともにジャンル物の領域を拡大し、再度意味ある成果を出している。

目的は違っても確実な動力と真実に向かって動く'WATCHER'のト・チグァン(ハン・ソッキュ)、キム・ヨングン(ソ・ガンジュン)、ハン・テジュ(キム・ヒョンジュ)。15年前の悲劇の事件が三人の共通点だが、真実を追う目的は明らかに異なる。'コブギ'とムイル賄賂帳簿を見逃しても黒幕を捕まえないといけないと考えるト・チグァン、殺人犯を捕まえないといけないと考えるハン・テジュ、両方を捕まえないといけないと考えるキム・ヨングンは対立し状況を覆すことをためらわない。絶えず警戒しながらも協力を続ける不正捜査チームの特殊な三角関係でのキム・ヨングンの存在感はソ・ガンジュンの熱演で初めて目立っている。

本音がわからない冷徹なト・チグァンとハン・テジュの間で自分の気持ちに正直で先に行動してしまうキム・ヨングン。熱くもクールなキム・ヨングンの温度差をソ・ガンジュンが巧妙に描いている。父であるキム・ジェミョン(アン・ギルガン)が死ぬ瞬間までも一番信じたかったト・チグァンを疑わなければならず、自分の記憶さえも信じられない混乱した尖った感情を鋭く表現し緊張感のテンションを高め、没入度を引き上げた。特に、先日の放送でキム・ジェミョンを殺害した'コブギ'パク・チャニ(キム・デゴン)と向き合って吐き出す爆発的な感情は視聴者まで感情移入させた。チョ・スヨン(パク・ジュヒ)、ホン・ジェシク(チョン・ドウォン)とやり取りする図々しい演技は笑いを誘いもした。こういった果敢な演技はハン・ソッキュ、キム・ヒョンジュ、ホ・ソンテ、チュ・ジンモ、キム・スジンなど最高の俳優たちの中でもソ・ガンジュンの真価を示している。

好評の動力はソ・ガンジュンの努力にある。事件が緻密で感情が深い'WATCHER'は、読めば読むほどに解釈の余地が変わるだけあって彼の台本は手書きと練習の跡がぎっしりだ。アン・ギロ監督はもちろん、ハン・ソッキュ、キム・ヒョンジュなど先輩俳優たちとも絶えず話し合いながら立体的なキム・ヨングンを作っている。誰よりも近くでソ・ガンジュンを見守るアン・ギロ監督は「ソ・ガンジュンは演技力と情熱、人柄まで兼ね備えた非常に優れた演技者だ。ジャンル物に相応しいしぐさや表情、アクションに加えて、今回のドラマを通して見せるソ・ガンジュンの新しい魅力に良い反応が殺到している」とし、「ソ・ガンジュンは元々優秀な俳優だと思っていたが、共に作品を作りながら見せる情熱にいつも関心している」と別格な愛情を表した。

不正捜査チームは殺人鬼'コブギ'パク・チャニの検挙に成功し、警察のエリート秘密組織'チャンサフェ'の実態に一歩近づいた。未だに15年前の事件の真実がつかめない中、ハン・テジュの前に元夫であるユン・ジフン(パク・フン)が現れ、あらたな波乱を予告した。ユン・ジフンの登場は後半に吹き荒れる嵐の起爆剤になると期待感を高める。

一方、OCN内部監察スリラー『WATCHER』は毎週土・日曜日、夜10時20分に放送される。


出処:スポーツ朝鮮